超うっかり

数日前に新しく買ったスーツを直しを取りに行った帰りに、その新品のスーツを電車の網棚に忘れてしまいました。

足下や膝に置くには大きすぎたのですね。網棚に乗せるときは「おりるときに忘れないように！」って意識していたのですが、ぼんやりと座っていて駅に着く頃にはすっかり忘却(笑)。改札を出て階段を下りるときにやっと「ゲーッ！」と真っ青に・・・。

駅の遺失物案内へ行くと、幸い電車を降りたのが直ぐだったので、電車がこれから止まる駅に連絡してくれました。それから１０分ほど待っていたのですが、その１０分は実に沢山のことが頭を巡りましたね。まずそのスーツは次の日に使うためのものだったので、「もしも見つからなかったらまた買うのかよ・・」とか、「お店の人には驚かれるだろうなぁ・・・」とか、「とんでもない出費なぁ・・・」とか。「奥さんにはどうやって話そうか・・・」とか、「途中の駅で誰かが持って行ってしまったらアウトだなぁ・・・」とか、案外と気の弱い部分があります。ただ僕の場合は色々とくよくよしたあとは「もういいや」って割り切ってしまう部分もあり、待っていた後半の時には、何となく見つかりそうな気がしてきました。

で、その目標の駅から連絡があったようで、確認のためにハンガーカバーの特徴を伝えると、それらしきものが見つかったということで、早速その駅に直行、無事に確保しました。ホッとしました。奥さんに電話したのも確保してからです。こういう時の自分の心理状態はとても面白いものがあります。