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アロマ、レイキ、徒然のことを綴ってゆきます
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あるある大事典の話ではなく、純粋な!納豆のお話しです。いつかどこかに書きたい、カミングアウトしたいと思っていました。どうか、聞いてください(笑)。

僕は実は納豆は大嫌いでした。小さい頃にお父さんが納豆が好きで、食べているのを横目で見ていました。とにかく、あのグジョグジョかき回すのが気持ち悪くてなかなか正視できませんでした。うちの父はちゃんと葱を入れて、しっかりとかき回します。それが本当に楽しそうでしょうがありません。その楽しそうな様子と、かき回される納豆の気持ち悪さがものすごいギャップになって、僕のトラウマになっています(笑)。だから、とにかく近寄らないようにしていました。

で、学生になってから一人暮らしをして自炊をするようになりました。とにかく貧乏ですから、食べられるものは極力有効に利用しなければなりません。その中でも納豆は高い栄養価があって、しかも安いし、ある程度の日持ちがして、おかずになってと貧乏学生にとっては大きな味方です。そこで僕もやむなく!ほんとうにやむなく!納豆に挑戦しました。いろいろと試行錯誤して(ほんと、貧乏だったのですね)、何とか食べれるようになりました。一番いいのは、梅干しを使って、梅干しのペーストに混ぜるということでした。こうすると、納豆の臭みが消えて、あの粘りけも軽減されます。それでかなり活用していました。

学生の時にそうやって半強制的に慣れたので、いまは食べられるようになりましたし、もちろんおいしさも感じることが出来ます。でも、そこには普通に納豆を食べる人から見るとすこし滑稽な面もあります。まずは、安い納豆は食べれません。安いのはやはり臭みが多いです。それから、かき回しません。絶対にかき回してはいけません。あの糸引きの状態を見ると思いっきり食欲が減ります。だから、醤油をかけて、箸を動かすその動作は1cm以下と決まっています。そうやって小さい動きで、本当に最小限混ぜます。ご飯にかけて食べますが、出来るだけ糸を引かないように、お米の部分をすくうようにして食べます。自分で書いていても滑稽ですね。

その一方変なこだわりもあります。妻が色々な納豆を買ってきて、品評会をします。味にはうるさいのですね。今売られている納豆は必ずタレが付いていますが、あれは納豆の味を殺してしまいます。甘みが多かったり調味料ベタベタだったりします。醤油を少なめにかけるのがベストです。ウチで好評なのは黒豆を使った納豆です。これは臭みが少なくて、豆のうまみが良くわかります。

それから、納豆を食べた後は、口の中が納豆臭いですから、食後はまず口をゆすいで、唇も水で洗います。これも自分で滑稽だなっておもいます。

普通食べ物は、嫌い、好きとか分けることも出来ますが、この様にある意味歪んだ形で受け入れるというケースもあるのだなぁと自分で考察したりしてますが。でも、小さいときに無理矢理に食べさせられると言うことがなかったから、部分修正出来たのだと思います。子供の時に嫌いだからと言って、「栄養とらなきゃ!」って親が無理に食べさせようとする場合も良くありますが、そういう風にプレッシャーを受けるとますます嫌いになって、トラウマとして定着すること間違いなしです。そういうときはすこし成長するまで待ってあげるのも一つの手だと思います。

珍しい納豆のお話しでした。
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